市之倉オリベストリート

「平正窯」さんのギャラリーにて
典型的な織部模様ですね~




「平正窯」さんのギャラリーにて




「幸輔窯」さんの工房にて




「幸輔窯」さんの工房にて
Canon EOS kiss Digital N
CANON EF50mm F1.4 USM
岐阜県多治見市市之倉町にて

多治見市は市内3か所を オリベストリート に設定して美濃焼の観光スポットとして育成しています。
市之倉町にある「市之倉オリベストリート」は山間部に小さな窯元が点在する地区で、それぞれの窯元
がギャラリーを構えて美濃焼を販売しています。
窯元の中には工房を見学させてくれる所もあり、天気のいい日にブラブラ見て歩くのに面白い場所です。

土岐、瑞浪そして多治見一帯で栄えた陶器生産は、昭和30年代の燃料革命により燃料が石炭から石油
に変わり一気に大量生産が可能になりましたが、一方で需要は限られていたため、結果的に各産地は
淘汰の波にさらされる事になりました。
瀬戸の陶器産業も例外でなく、名古屋に近かったせいか大きな製陶所が次々と廃業してマンションに
建て替わり、あっという間に陶器産業は衰退してしまいました。

多治見の市之倉町は、いつまでも「陶の里」として美濃焼の伝統を守って欲しいと思います。
by macorrin | 2009-06-01 00:00 | 街、スナップ | Comments(6)
Commented by 岳の父ちゃん at 2009-06-02 22:17 x
こんばんわ!
多治見はわりと近くなのに、じっくりと訪ねたことがなかったです。
やはりここも観光スポットとしての生き残りにかけているんでしょうか。
でも、なんだか行ってみたいです。
Commented by macorrin at 2009-06-02 22:44
岳の父ちゃんさん
オリベストリートでも、本町オリベストリートの方は市の中心部近くで家族でも安心の散策道
で、食事処やお手軽なお土産もある楽ちんコース
そしてこちらの市之倉オリベストリートは、単純に窯元を訪ね歩く器探しメインの地味コース
といった感じでしょうか。
本町の方はある程度観光地化されていますが、市之倉の方はそれ程ではありませんでした。
Commented by blackfacesheep at 2009-06-02 23:27
多治見、最近のお気に入りです。^^v
オリベストリートも良いし、他にも行き付けのイタリアン・レストランや中国茶カフェもあったりして、すごく楽しめます。^^
市之倉のオリベ・ストリートはまだ未踏査だなあ・・・いつも前を通ってるくせに・・・^^;
柔らかい描写がすてきですね~。このレンズ、設計は古いらしいですが、出てくる画は実に素晴らしいですね。^^v
Commented by macorrin at 2009-06-02 23:56
黒顔羊さん
最近、多治見方面へ通われてますもんねー。私は毎日通っていますが仕事ばかりで・・
実は、最近読んだ森絵都さんの短編小説の中の『器を探して』という一編の舞台になって
いたのが市之倉だったので、ちょっと歩いてみたんです、家からスグですしね。
多治見は夜の街も綺麗なところが多いので、仕事帰りに夜景を撮れんかなーと思ってます。
Commented by ai at 2009-06-03 17:19 x
織部模って初めて見たかも?
独特ですね~!
シックな色使いが好きです!
工房を見せていただけるのっでいいですね!
暗い室内 f1.4は明るくてきれいに撮れていますね(^-^)/☆
Commented by macorrin at 2009-06-03 22:22
aiさん
詳しくないけど、織部模様にも種類がありますので、何かひとつくらい家にあるかもね。
こういう渋いモノの風情が気になる様になったのは、年のせいかも?って思ってます。
このレンズ、開放付近では難しくて失敗を連発するのでいつもf2以上に絞って使ってます。
でも、それだとEF50mmf1.8と変わらなかったりするのかな~ (-_-;)
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