瀬戸蔵ミュージアムの異星人
瀬戸蔵ミュージアムは、せとものの大量生産で活気があった頃の瀬戸を
イメージ再現した展示館です。


これは懐かしの瀬戸電です(瀬戸電車両モ754号)
古い車両の一部がそのまま展示されています





当時の乗り心地は最悪で、停車する時のキィーッというブレーキ音がうるさくて会話もできませんでした
このモデルちゃんの身長は162cmですが、当時の電車は現在の車両よりだいぶ小さく感じますね





コカ・コーラ、ラガービール
このデザインはワタシは記憶にありません
いつ頃のものでしょうか?





家の近所にこういう感じの町工場がたくさんありました





これは石膏型というものです
石膏型を組み立てて陶土を流し込み、乾燥したら型から製品を取り出します
このあと絵付け、釉薬(うわぐすり)などの工程を経て、焼成し陶磁器が完成するのです





これは釉薬などを入れておく瓶かな





我が家も家業でせともの関係の工場をやっていたので、懐かしいです





当時の陶磁器産業の主力製品はこの様な茶碗や洋食器でした





陶磁器製の置物や装飾品などを総称して「ノベルティ(Novelty)」といいますが、瀬戸で
作られたものは特に「セト・ノベルティ」と呼ばれ多くがヨーロッパへ輸出されました





名鉄瀬戸線の終点「尾張瀬戸駅」は愛知万博の時に立て替えられましたが、
これは立て替前の旧駅舎で、こんな大正ロマン風な感じの建物でした
ここにあるのはベニア板で作った張りぼてですが、さすがにあの駅舎を
ここに移築するだけの予算は無かったんでしょうねぇ・・残念





わーっ!異星人です
旧尾張瀬戸駅舎を正面に見下ろす2階の手すりの所に、なんと異星人がいましたぁ!
ここは普通に見学していると見過ごしてしまう様な場所で、たぶん隠れていたんだと思います

彼らが瀬戸蔵ミュージアムを訪問した目的や経緯についてはよくわかりませんが、頭のてっぺん
にあるアンテナの様なもので上空に待機する母船と通信をしているのは間違いありません!


Canon EOS 5DmarkⅡ
Canon EF35mm F2(1~10枚目)
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1(11枚目)
愛知県瀬戸市蔵所町 瀬戸蔵ミュージアム
by macorrin | 2010-07-27 09:17 | 瀬戸 | Comments(6)
Commented by ponkichioyaji at 2010-07-27 20:27
瀬戸蔵ミュージアムって知らなかった~
楽しそうなところですなぁ~
こういうところは撮るものいっぱいあって大好き!
今度行ってみます!
私もこんなコーラは知らないなぁ
Commented by aitoyuuki32 at 2010-07-27 21:58
昔の瀬戸駅、なつかしい~。

通勤で使っている旭前駅は昭和の終わりを待たずに立て替えられてしまいましたが、瀬戸駅はずいぶん頑張っていたのですね。
Commented by macorrin at 2010-07-27 23:08
ponkichioyajiさん
瀬戸蔵は瀬戸で一番の観光スポットですよ。
有名作家の茶碗で抹茶も飲めるから行ってみてください。
このコーラもしかしたら、模倣品のなんちゃって製品かもしれんね。
Commented by macorrin at 2010-07-27 23:08
aitoyuukiさん
駅の近代化や新駅の建設は名古屋方面から進んできましたし、宅地開発と
セットになってましたから、尾張瀬戸駅は最近まで古いままだったんですよねー。
Commented by 46801ALPHAVILLE at 2010-08-01 09:32
昔の瀬戸市、なんとなく覚えてます(脳裏に刻まれてます)。
懐かしいですね。むかしの瀬戸電とか。栄から出てるのではなく、どこでしたか
とても中途半端なところから出てましたよね。他の交通機関とのアクセスが
きかないようなところでしたね。
Commented by macorrin at 2010-08-01 19:29
おはらしさん
瀬戸線はその昔、土居下、その後に堀川が終点駅だったようですね。
あまりはっきりした事は覚えてませんが、名古屋城のお堀の中を走っていた頃の記憶はあります。
栄まで行けなかった頃はだいたい大曽根駅で乗り換えていましたねー。
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